似ているといわれてもしょうがない

似ているといわれてもしょうがない

伏字にしなくてもいいかもしれないが

このゲームがかつて発売され、そこそこ評判を奏した作品の事を思い出す人もいるかもしれないが、根本的に違う、とははっきりと言い切れなくもない。地味ゲーと呼ばれる今作だが、本当に淡々とただキャラクターを育成して、迷宮でクエスト達成条件をこなす、これを何度となく連続してこなしていかなければならない。ある種忍耐を要するところなのかもしれない、○P○ツ○○ルも迷宮などを工夫次第で何でも作れるようになっているが、単純なゲーム性という点だと似ていると感じられなくもない。

ただ登場人物や活動拠点となる学園、さらには迷宮などもゲーム内で既にプログラムとして組み込まれているので、作る事の辛さを実感しなくていいのでいいだろう、創作意欲を掻き立てるといっても実際に自作した迷宮や物語などを後で振り返っても黒歴史過ぎると、臭いものには蓋をしろの心理で永久封印指定のごとく、忘れたくなるものだ。ただそんな作品だからこそ動画サイトに投稿して反響を伺うといった手もある。若干羞恥プレイのように見えるそれを、さすがにこのゲームでするわけではないので安心してもらいたい。

それではここから具体的なゲームシステムについて触れていこう。

迷宮に必要な施設が用意されている

剣と魔法と学園モノ。の、学園に当たるところがプレイヤーが迷宮探索に必要な道具や仲間などを集めることになる、ホームのような場所だ。ここで武具を購入したり、パーティー選択をしたりと、RPGとしての設定が盛り込まれている。ここまでは王道となっているが、少し違っている点もある。そもそも王道と呼称されるRPGといえば何かだが、個人的には何といってもドラクエシリーズではないかと考えている。

ドラクエの場合だと迷宮や目的地などが既に指定されているが、主人公と仲間パーティーを自由自在に設定できるというところに創意工夫を凝らせる部分が介在している。初期の作品限定となっているが、個人的にはRPGといってもプレイヤーの個性が発揮できるような作品になればなるほどコアなユーザーはトコトン極めたいと思うものだと考えている。その点について、今作はそんな要求を満たせるだけの要素を兼ね備えているといって相違ない。

この作品でも肝心なのはパーティーだ、仲間がいなければ迷宮探索も自由に出来ないため、誰をいつ、どんな迷宮で使用するかで物語を上手に進行させていけるかが鍵となる。こういう時にありがちなのが固定のキャラを徹底的に育てて、気付けば最強キャラに成り上がっていた、なんてことも頻繁にあると思う。

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校長先生が催眠術を掛ける学園

ゲームに登場するプレイヤーキャラクターたちには固定化された性格というものがある、それによってどのように成長して行くかも楽しみ方のひとつになっているが、時としてその性格が自分で意図したものではなかった、こんなはずではなかったと思う時がある。実のところこの作品では性格はキャラクターにとって重要なステータスとなっており、理想的なステータスに出来るか否かで性質も全く変わって来る。

そんな時に役立つ施設が、校長室でキャラクターの性格を催眠術で書き換えてしまうことだ。これによりこんな風に育てたかったキャラを軌道修正して、再度育成することが出来るようになるなどのやり直し的な要素も存在している。気になる点としては、校長自らが催眠術を駆使して一人の人間の人格を書き換えてしまうという非人道的なことが行われているということだ。言うなれば洗脳に近い諸行だが、ゲームの世界なのでその辺はグレーゾーンとしておこう。

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個性的なパーティーを作り上げる

学園ではクエストを引き受けることも出来るが、肝心なキャラクター生成についてもここで操作することになる。舞台が学園となっているため体裁として『入学手続』を取ることになるのだが、この時のキャラ生成で先ほども話した性格を始め、初期設定を行なうことになる。こんなキャラに育てたいと考えているなら、ここで誤った選択をしないようにしたいところ。

また職員室では不要となったらキャラクターを『退学手続』という形で空きを出すことで新しいキャラを生成することができるというが、非常にシュールな話なので二次元作品のはずなのにシリアスな気分に苛まれてしまう、なんてこともあるかもしれない。そこまでゲームに深入りする必要ないだろうと思うかも知れないが、現実問題よくある話でそういう訳にも行かないだろう。